マルシェレポート


海マルレポート/ワカメの養殖体験〜種付け編&収穫体験

2020.11.29 / 2021.04.11更新



令和2年11月29日に行われたワカメの養殖体験種付け編!!

穏やかな秋晴れの中、“大阪から明るい水産業を創る会”のみなさんのご指導のもと、ワカメの種付け体験会が開催されました!

はじめに、ワカメについてお勉強して、それから種付け作業がはじまります。

ワカメの種付けでは、親縄と呼ばれるロープに、ワカメの赤ちゃんである種糸を取り付ける作業を行います。

種糸を付ける方法は2種類。

ひとつは「巻き付け法」といって親縄に種糸を巻きつける方法で、これは種糸の取り付けが簡単で迅速にでき、一本の親縄から何回も摘採ができるそうですが、ワカメが密生状態になりやすく間引きが必要で、その作業にかなり手間がかかる方法。

もうひとつは「挟み込み法」といって親縄の撚りをほぐして、切り分けたわかめの種糸を等間隔に挟み込む方法で、こちらは親縄が多く必要で種糸の取り付けに手間がかかるものの、ワカメの生長が早く、間引きの必要もないため、状態の良いワカメが得られやすい。ワカメは海の中の栄養塩(チッソ、リン)を葉から直接吸収するので、葉を大きく伸ばすためには、この「挟み込み法」が一番確実なんだそう。

というわけで、今回は「挟み込み法」で種付けをしました!


わかめの種糸 (タコ糸のような糸にわかめの種が絡みついたもの)


種糸をロープの撚りの隙間に挟み込みます


ながい・・・・



水平延縄式養殖のようす


実際にやってみると、種糸の取り付け作業はとっても地道・・・。
挟み込み法ではかなり長いロープが必要となるので、参加者のみなさんも黙々と作業に没頭。内職のような状態に(笑)
でも、この地味な作業が美味しいワカメにつながると思うと頑張れました!

種付けが完了した親縄は、ブイとロープからなる縄筏(なわいかだ)の間に種糸をつけた親縄を張り込む「水平延縄式養殖」という方法で、海のマルシェ目の前の大阪湾で約二ヶ月ほど育てられ、1月下旬〜2月上旬に収穫(予定)。
漁協職員さんによると、たくさん採れるだろうとのことで今から収穫の時が楽しみです!



おみやげの魚庭キーホルダー


おみやげの塩蔵ワカメ



ワカメ収穫体験 追記レポート




収穫体験の追記レポートです!
コロナの影響もあり、1月〜2月に収穫予定でしたが、4月11日に行われました。

たくさんのワカメが収穫され、みなさんにも楽しんでいただけました!
ワカメの大きさにびっくりでしたね!

ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!


イベント詳細はこちら


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